グランデアモーレ(ヒカルアモーレの10) 第5戦


キャロットクラブ出資愛馬第17号は、憧れの松田博資厩舎。

馬体は私の思う走る馬とは遠いが、1月と早い生まれで父も仕上がり早のネオユニヴァース、早期からデビューしてクラシックに乗って欲しいと願って購入。


初戦は追い切り本数は足りず、叩いて次走程度の状態だったが、断然人気馬アドマイヤドバイを完封して圧勝!!

2戦目の前走札幌2歳S GVはハイレベルなメンバーの中、時計を2.5秒も詰め6着に食い込んだ。

重賞でも十分にやれることを確認。いずれは牝馬限定の重賞の1つは勝てそうに思えた。二の脚は素晴らしく速く、最後も少し仕掛けられたらスッと反応し素晴らしい加速。これは先々楽しみだ。

しかし、出走予定のエリカ賞当日の朝に右寛跛行で出走取り消し。原因はフレグモーネ。そこからなかなか症状が改善されず、右飛節の切開手術を行う。更にそこから約8か月もの休養期間を要し、約1年2か月ぶりに復帰してからは行きたがってかかってしまい500万クラスで大敗続き。非常に難しい面を見せるようになった。

まだキャリア4戦。使いつつ競馬に慣らしていくことに。そして今回はダートを試される。母は芝の重賞4着の実績馬だが、勝ち星は全てダート。ダートの方がいいかも知れない。


11月30日 中京3R 500万下 ダート1400m 牝馬限定 定量に出走!!

1着/4番人気。

かかってしまうので、距離短縮で引っ張らずに馬任せで走るという定石通りの策が功を奏し、2勝目を挙げる。

ここ2戦の大敗から、初ダートとはいえにわかに信じがたかったが、クロフネ産駒の母は芝の重賞4着の実績馬だが、勝ち星はダートのみ。その母の血からダートも十分にこなしてくれた。

これで最悪でも来夏に降級できるしとにかく嬉しい。


レース回顧と時計の分析、レース後の北村友一騎手と松田博資調教師のコメントを掲載。

(2013年12月3日完結)

2013年11月22日立ち上げ

●前走後在厩にて調整され、次走はダート戦で11月30日 中京7R辺りの予定

 我らが愛馬グランデアモーレはフレグモーネ等で約1年2か月ぶりの出走だった前々走に続き、1度叩かれて前進が期待された前走も11着と大敗しました。普通なら、権利も獲れなかったことですし、放牧に出されそうなものですが、3歳冬でまだキャリア4戦ということもあってか、在厩のまま調整されています。

 以下は11月14日に更新されましたクラブ公式HPグランデアモーレの近況報告です。

「先週の競馬は、思った以上に折り合いを欠いてしまいました。長期休養明け初戦はさすがに厳しいかとは思っていましたが、今回はある程度やれるという手応えを持っていたので、ちょっと首をひねりたくなります。レース後は特に問題ないですし、今朝はCWを1周しましたが、スムーズに走れていました。まだキャリアが浅いですし、いろいろとレースを使って競馬の走りになれる必要があるのかもしれません。今のところ、次はダートを使ってみようと考えています」(松田博師)

 ということで、調教ではしっかりと走っているのに、レースに行くときちんと走らないようです。松田博資調教師はもっともっと経験が必要ということで、数を使っていただけるようです。次走はダートということですが、グランデアモーレの母ヒカルアモーレは芝の重賞4着の実績馬ですが、勝ったのはダート戦でしたし、ダートの方がどちらかと言うと走るのではないかと私も思っています。このタイミングでのダート変更はちょうど良いと思います。

 次走は流動的ですが、”来週の中京での出走を考えている”と21日に更新されました近況報告でおっしゃっていますので(詳細は21日の追い切り欄)、11月30日 中京7R 500万下 ダート1800m 牝馬限定 定量への出走が最も濃厚だと思われます。ちなみにこのレースは愛馬スピカシチーも出走予定です。

これ以降は2013年11月27日に作成

●追い切り情報(11月27日更新)

前走前 11月6日 栗東CW 重馬場 馬なり余力

助手
6F 84.2
5F 66.7
4F 51.3
3F 37.8
1F 12.1[8]



11月20日 栗東CW 良馬場 馬なり余力

助手
6F 84.6
5F 67.7
4F 52.3
3F 38.4
1F 13.1[8]


11月23日 栗東CW 良馬場 馬なり余力

助手
5F 75.4
4F 58.9
3F 44.0
1F 12.6[9]


11月27日 栗東CW 稍重馬場 馬なり余力

助手
6F 83.1
5F 65.9
4F 50.8
3F 37.3
1F 12.7[7]
 11月20日、いつもと同じような調整で動きも悪くないですね。次走はダート戦のようですが、芝・ダートに関係なく、ここ2戦は騎手が難しいグランデアモーレを上手く導けずに大敗しているだけですから、上手く折り合いがつけられてコントロールできれば、この動きからももっとやれていい馬だと思います。
 以下は11月21日に更新されましたクラブ公式HPグランデアモーレの近況報告です。
「水曜日はCWコースを単走で追い切りました。コンスタントに使ってきたので、15−15のペースですが、動き自体はだいぶ素軽くなっていますね。ただ、昨日は2周目にちょっと行きたがっているように見えました。今回は叩き3戦目だし、そろそろスムーズに走れるようになってくれるといいのですが、どうも力みがちですね。今回はダートを使ってみるので、ちょっとフワッとするような感じで走ってくれるといいのではないでしょうか。出走間隔のこともありますから、最終的には想定を見てから番組を決定することになりますが、今のところ来週の中京での出走を考えています」(松田博師)
 ということで動き自体はだいぶ素軽くなっているようですので嬉しいですね。ただ、調教でも難しい面を見せるようになっており、やはり馬をしっかりと抑え込める騎手でないと持って行かれる気がします。速く藤岡佑介騎手、海外遠征から帰って来てくれないかなぁ〜。

 11月23日、テンにゆっくりと入り、終いを伸ばす松博流の調教を課せられています。終い12秒6と言うのは、他の馬なら物足りないでしょうが、グランデアモーレですと、ようやくここまで来たかというところで、少し安心できますね。状態は悪くないようですので、後はレースで無駄なく走って欲しいですね。

 11月27日、自己ベストに匹敵する動きで調子は良さそうですね。ただ、この良さがレースに行くと出てくれません。競馬ブックの今回の追い切りの短評でも”攻めは動くが”と皆と全く同感のようです。調教で動ける馬ですから能力は間違いないですし、レースもしっかりと走らせればもっとやれるはずなのですが歯がゆいですね。しっかりと押さえ込めるいい騎手を乗せて欲しいですが・・・。
 私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。追い切りとしてはなかなかの動きです。そりゃ、これで終いが11秒台とかならもっと良いわけですが、グランデアモーレ的に力の出せるいい仕上がりになっていると思います。

●気になる出馬想定表(11月30日 中京3R)

出馬想定表 11月30日 中京3R 500万下 ダート1400m 牝馬限定 定量
フルゲート16頭 想定数13頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
ヴェアリアスローズ 11/10 500万 福島ダ1150 12
グランデアモーレ 北村友一 11/10 西郷5下 福島芝1800 11 10 B+
クレバーパルマ 丸山元気 11/09 500万 福島ダ1700
ジョウノグロリア  9/07 未勝利 阪神ダ1400 10 14 12
タニセンヴォイス 武豊 11/02 500万 東京ダ1400 10
ツーオブアス 西村太一 11/02 500万 福島ダ1700 12 11
テイケイフロックス 菱田裕二 11/09 500万 福島ダ1700 16
ドリーミングラヴ 丹内祐次 11/10 500万 福島ダ1700
ドリームバラード 杉原誠人 11/03 500万 福島ダ1150 11 14 12
トーワフォーエバー 藤田伸二 11/02 500万 京都ダ1800
ハネムーンゴシップ 藤岡康太 10/13 500万 京都ダ1400
フェアリーガーデン 花田大昴 11/10 500万 福島ダ1700 11 11 11
マルモグリフィス 岡田祥嗣 11/10 500万 福島ダ1150 15 14

表中 「優」は前4節以内の優先出走権を持つ馬 数字は優先出走順位 騎手の太字は乗り替わり予定 青字は1000万クラスでの成績 馬名赤字は未勝利クラスの馬

フルゲート16頭のところに現在13頭出馬想定されています。このまま確定するわけはないですが、想定段階ですと牝馬限定戦なのに前走の5着以内の優先権持ちが僅かに2頭ですし、相当美味しいメンバーと言えます。おそらく、他のレースからこちらに回る馬がいるでしょうから、相当メンバーは強くなると思いますが。

これ以降は2013年11月29日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 11月30日 中京3R 500万下 ダート1400m 牝馬限定 定量 全16頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
イルミナティ 村田一誠 11/03 500万 福島芝1800 10 10
グランデアモーレ 北村友一 11/10 西郷5下 福島芝1800 11 10 B+
クレバーパルマ 丸山元気 11/09 500万 福島ダ1700
ゴールデンオーラ 川島信二 11/02 秋元5下 福島芝1200 14 16 16
セイウンヒマワリ 中井裕二 10/13 500万 京都芝1200 10
タニセンヴォイス 武豊 11/02 500万 東京ダ1400 10
ツーオブアス 西村太一 11/02 500万 福島ダ1700 12 11
ドリーミングラヴ 丹内祐次 11/10 500万 福島ダ1700
ドリームバラード 杉原誠人 11/03 500万 福島ダ1150 11 14 12
トルピドトウショウ 伊藤工真 11/03 会津5下 福島芝1200 12 11 15 13
トーワフォーエバー 藤田伸二 11/02 500万 京都ダ1800
ニシノモンクス ミルコ・デムーロ  9/21 500万 阪神芝1400
ハネムーンゴシップ 藤岡康太 10/13 500万 京都ダ1400
フランスギャル 勝浦正樹 11/02 500万 東京ダ1400 10 10
マルモグリフィス 岡田祥嗣 11/10 500万 福島ダ1150 15 14
メテオレイン 吉田隼人 11/02 500万 東京ダ1400 11 11 11

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり 青字は1000万クラスでの成績

 結局グランデアモーレを含む中2節の馬6頭で3枠を争う抽選となりました。我らが愛馬グランデアモーレはクラブの強気の”出走可能A”が効いたのか、見事に抽選をクリアしました。菱田裕二騎手で想定されていたテイケイフロックスなど3頭が非当選除外となりました。

 想定外から来た中ではニシノモンクスが鞍上もミルコ・デムーロですし強そうですね。ただ、良績は芝の馬ですが・・・。

●中京ダート1400mコース解説

 データが少ない為に割愛させていただきます。

●騎手は北村友一騎手 ほっさん評価「B+」

 今回のグランデアモーレの鞍上はグランデアモーレには初騎乗となる北村友一騎手です。グランデアモーレは北海道では折り合いをつけるのが抜群に上手い藤岡佑介騎手が上手く操って、新馬勝ちと札幌2歳S GV6着と好走してくださいましたが、そこから1年2か月ぶりに復帰してからは行きたがってかかってしまい、それを鞍上の2年目・菱田裕二騎手や4年目の川須栄彦騎手(急遽の乗り替わり)が上手く制することができずに2戦続けて大敗しました。

 今回は8年目となる北村友一騎手ですでに300勝ジョッキーですし、馬を操る技術は前の2人よりは格段に上手です。ただ、今回は距離を短くして馬の行く気に任せて引っ張らない(ブレーキをかけない)作戦で行くようですので、前2走と戦法は異なりますが、それでも北村友一騎手ならと大きな期待が持てます。


 私ほっさん愛馬への騎乗はこれで12回目ですが、なんと言っても明らかに能力の見劣るエクストラシチーを人気薄(7番人気)で勝ちあげてくれたり、500万クラスでも僅差の4着に持ってくるなど素晴らしい腕の持ち主です。格上挑戦の13番人気のバノックバーンを5着まで持って来ていただいたこともありました。度重なる故障がなければもっと勝ち星を挙げている騎手でしょう。

 実際競馬でも騎乗馬の質は決していいとは言えませんが、良く穴をあけられていますし、愛馬に騎乗して欲しい騎手の1人です。彼でダメなら馬の能力を疑った方が良さそうです。


 2013年11月28日現在、中央通算362勝、勝率7.7パーセント、連対率15.2パーセント、GT勝ちはまだありませんが、重賞8勝されています。
 昨年(2012年)は中央54勝で全国騎手リーディングの20位でした。勝率8.3パーセント、連対率17.5パーセントは通算成績を大きく上回りました。しかし、本年(2013年)はここまで44勝、勝率7.5パーセント、連対率15.2パーセントと通算成績並み。リーディング24位となかなかの成績です。



 北村 友一(きたむら ゆういち)は1986年10月3日生まれの27歳。日本中央競馬会(JRA)栗東トレーニングセンターに所属する8年目の騎手である。騎手免許は平地競走のみ。障害競走は一度も騎乗しないまま免許を返納している。。現在はフリー。

 2006年2月に競馬学校を卒業し騎手免許を取得、田島良保厩舎所属騎手としてデビューした。同期には田中博康、的場勇人、千葉直人、黛弘人、田中克典、田村太雅、船曳文士らがいる。初年度は14勝を挙げ中央競馬関西放送記者クラブ賞を受賞した。

 2007年、第1回新潟競馬に於いて11勝(愛馬エクストラシチーによる7番人気での優勝も含む)、2着5回、3着3回の成績で初の開催リーディングジョッキーを獲得。田島良保師とは関係がうまくいかず、9月1日付けでフリーに転身。10月8日京都12Rで走行妨害を受け落馬。当初JRAより頭部外傷と発表されたが、その後の精密検査で右手首骨折が判明。手術を受け年内復帰は絶望視されていたが、12月8日復帰、15日に復帰後初勝利を記録している。この年は初年度の3倍以上となる45勝を挙げた。

 2008年10月4日札幌3Rにて通算100勝を達成、仲の良い藤岡佑介騎手がプラカードを持った。10月18日、デイリー杯2歳ステークスをシェーンヴァルトで制し、デビュー3年目にして重賞競走を初制覇した。また同馬にて翌年の皐月賞・東京優駿に騎乗し4着・6着と結果を残す。この年は53勝と更に勝ち星を伸ばした。

 2009年ミヤビランベリで目黒記念・七夕賞を優勝する等、7月まで39勝を挙げる活躍を見せるも、7月19日札幌12Rにて落馬のため左上腕骨を骨折。プレートを入れる手術の為12月12日の復帰まで長期休養となる。それでもこの年も41勝を挙げている。

 2010年春にはプレートの除去手術を行い1か月ほど戦線離脱。そんな苦労がありながら夏の小倉で10勝を挙げる活躍を見せた。11月6日京都4Rで通算200勝を達成。この年も53勝を挙げている。

 2012年夏の小倉開催では北九州記念に優勝し、JRA通算300勝を達成するなど活躍したことが評価され、小倉ターフ賞を受賞した。


 「着実にステップアップしているものの、技術レベルは今一歩といった印象。頑張って抑え込もうとしているが、まだ持って行かれるシーンが見られる。ダノンヨーヨーなど、かなりのパワーがあって気性の悪い馬に乗ることがあり、なおさら強く感じるのかもしれない。馬を伸ばす迫力は少しずつ強化している。評価できるのは、ロスなく丁寧に、そして展開を考えて乗っていること。2011年の唯一の重賞勝ちはトウカイミステリーに跨がった北九州記念で、ハイペース必至の展開を読んで抑えて脚をタメ、直線で一気に差し込む競馬を演出した。2011年の1番人気馬での成績は[12・2・7・15]。2着が少ない分で連対率は.389と低い数字だが、勝率は.333ある。2〜5番人気で26勝しており、単勝11070円という大きな馬券もあって、単勝回収率は118パーセントと高水準になっている。コース別、芝・ダート別、距離別で目立った偏りはない。音無秀孝厩舎で主戦をつとめており、2011年の連対率は.250。他、大根田裕之、安田隆行、木原一良、松元茂樹など、成績の良い厩舎は多い。レース前の段階でどんな騎乗をするのかを正直に話してくれるので、展開がハマりそうだったら勝負する手がある。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手・2011年上半期)

 ほっさん愛馬での成績 (11戦1勝)

 2007年 2月24日 ダブルダンスシチー 3歳未勝利      阪神ダ1400m  7着/9番人気
 2007年 5月12日 エクストラシチー   3歳未勝利      新潟ダ1200m  1着/7番人気
 2007年 6月16日 エクストラシチー   500万下       函館ダ1000m  7着/3番人気
 2007年 6月30日 エクストラシチー   500万下       函館ダ1000m  4着/7番人気
 2008年11月30日 エクストラシチー   500万下       京都ダ1200m  13着/12番人気
 2009年 6月28日 ペルシステンテ   3歳未勝利      札幌ダ1700m   8着/6番人気
 2011年 7月10日 バノックバーン    3歳未勝利      京都ダ1400m  14着/8番人気
 2011年 8月13日 バノックバーン    3歳未勝利      小倉芝1200m  9着/5番人気
 2011年 8月27日 バノックバーン   500万下 格上挑戦 小倉芝1200m  5着/13番人気
 2011年10月 2日 エイコーンキッド  500万下 格上挑戦 中山ダ1800m 12着/10番人気
 2013年 6月16日 デスティニーシチー 3歳未勝利      函館芝2000m  11着/7番人気

2012年9月15日 阪神9R 甲武特別を10番人気プロフェッサーで勝利し表彰台に上がる北村友一騎手

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「適距離に戻ったクレバーパルマの巻き返しに期待する。スタート五分という条件はつくが、ここでは決め手上位の存在。距離、コースを問わず安定したレースが続くタニセンヴォイスが逆転候補だが攻め駆けするイルミナティのダート初挑戦も大いに注目したい。」


短評は「高配含み」



予想家の印
馬名 米満浩 井上政 西村敬 CPU
フランスギャル △△
イルミナティ
ドリームバラード
トーワフォーエバー
グランデアモーレ
タニセンヴォイス
クレバーパルマ
メテオレイン
ハネムーンゴシップ
ツーオブアス △△
セイウンヒマワリ
ニシノモンクス △△
ドリーミングラヴ △△
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
タニセンヴォイス 3.0
イルミナティ 6.5
ハネムーンゴシップ 7.1
グランデアモーレ 8.9
トーワフォーエバー 9.0
クレバーパルマ 9.2
ニシノモンクス 10.1
メテオレイン 16.8
ツーオブアス 17.4
以下25倍以上省略

この通りの4着だったら嬉しいのですが・・・。


スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
グランデアモーレ 74 74 63 64
タニセンヴォイス 77 60 76 72
イルミナティ 78 61 67 64
ハネムーンゴシップ 70 55 70 65
トーワフォーエバー 72 59 72 70
ニシノモンクス 81 75 70 75


デイリー馬三郎

本紙の見解

「一長一短のメンバー構成になったが、機動力を武器に安定した取り口を見せている◎タニセンヴォイスを軸に据えるのがベター。ひと息入れられて体調が持ち直した○ニシノモンクス。久々の砂に戸惑わなければ逆転の目も十分。〈城谷〉」

◎ タニセンヴォイス
○ ニシノモンクス
▲ クレバーパルマ
× ドリーミングラヴ
☆ トーワフォーエバー
△ メテオレイン
△ ハネムーンゴシップ


グランデアモーレは本紙無印(>_<)


グランデアモーレは全13記者中 ◎(本命)印 1記者、▲(3番手評価) 1記者、☆(5番手評価) 1記者、△(6番手以下評価) 1記者、無印 9記者

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

グランデアモーレ(11着)

 「前半にハミをガツンと噛んでしまい、頭を上げてしまいました。何とかおさえて途中からは我慢させたのですが、やはり消耗が大きく最後は脚を使えませんでした。返し馬などそこまで力んでいませんでしたし、その時の走りは能力を感じるんです。まだ復帰から2戦目ですし、実戦勘や心身のバランスが上手く噛み合ってくれば違うはずです。今日はこの馬の走りをさせてあげられず申し訳ございません」(川須栄彦騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「先週の競馬は、思った以上に折り合いを欠いてしまいました。長期休養明け初戦はさすがに厳しいかとは思っていましたが、今回はある程度やれるという手応えを持っていたので、ちょっと首をひねりたくなります。レース後は特に問題ないですし、今朝はCWを1周しましたが、スムーズに走れていました。まだキャリアが浅いですし、いろいろとレースを使って競馬の走りになれる必要があるのかもしれません。今のところ、次はダートを使ってみようと考えています」(松田博資調教師・キャロットクラブ公式HP)

●各陣営のコメント

グランデアモーレ

 「ここ2走は掛かり通しでレースになっていない。条件変わりできっかけを。」(松田博資調教師・デイリー馬三郎)

 「今回は目先を替える。折り合いを意識して引っ張るより、馬任せで運ばせたい。」(松田博資調教師・競馬ブック)

●ほっさん予想

 グランデアモーレは距離を1400mに短縮しての初ダートです。1年2か月ぶりに復帰してからはかかってしまい競馬にならないですから、距離短縮は定石通りです。また、この辺りでダートを試すというのも定石通りです。

 だれもが思う最良の選択をしてくれて、やはり成績の良い厩舎は違うと思いました。


 鞍上も北村友一騎手確保でここ2戦の鞍上菱田裕二くんや川須栄彦くんとは経験年数が違いますし、難しい馬を上手くコントロールしてくれそうな気がして楽しみです。

 追い切りでは相変わらずいい動きをしているので、上手く力を出し切れれば勝ち負けできるといつものように楽観視しています(笑)。

 だって新馬戦で負かした相手は相当強い馬でしたし、札幌2歳GVも豪華なメンバーでの6着。能力はあるはずですから。また母もダートで圧勝していた馬ですから。

●せっかく中京まで来てくれているのに仕事で応援に行けません

 グランデアモーレは関西馬なのにいまだ1度も生で見たことのない愛馬です。これは今までの4戦が札幌、札幌、新潟、福島だからに他なりませんが、今回は初めて関西圏に近い中京。私は休日なら間違いなく現地に行くのですが、この日はたまたま仕事です。

 12月は競馬づくしと思っており、1日、7日、8日、15日、23日の競馬開催日が休み或いは有給休暇を出している日です。これだけの確率なのにグランデアモーレの出走は11月30日。次はこの中のどこかに引っかかって欲しいですね。

 ま、私は次の1000万特別でいいので今回は圧勝してください(笑)。

これ以降は2013年12月1日に作成(一部3日に完成)

●パドック

 グランデアモーレの馬体重は前走プラス2キロの460キロ。追い切りの動きが良いように馬体もいいデキでした。パドックでは多少物見するような仕草もありましたが、踏み込みが良く頭も低く気合い乗りも良かったです。

●レース 

 グランデアモーレはスタートが良く、芝スタートでしたが、いつも芝でも先行できる力を持っている馬です。今回も芝の部分でスピードの違いでハナに立ちます。しかもそんなに押っつけてではなくほぼ馬なりで先頭まで躍り出ます。この先行力は素晴らしいですし、大きな武器ですね。中京ダート1400mも逃げ馬の複勝率が40パーセントと逃げ馬有利のコースです。俄然有利になりました。

 すぐ後ろには武豊騎手騎乗の1番人気タニセンヴォイスがつきます。4コーナーでは武豊騎手は馬体を併せて抜きにかかりますが、グランデアモーレはさすがに8年目の乗れる北村友一騎手。ここまでガッチリと折り合い、抜群の手応えで動じません。

 直線に向いて少し仕掛けられるとグンと加速し一気に食らいついてくる1番人気馬を3、4馬身引き離します。これでタニセンヴォイスとの勝負はつきました。後ろからは3番人気のトーワフォーエバーが脚を伸ばして来ますが、グランデアモーレはすでに完全に抜け出しておりセーフティーリードを保っていました。そのまま先頭でゴール!!この時期、貴重な2勝目を挙げてくれました!!

 結局1番人気のタニセンヴォイスは最後は脚が止まってしまい6着でした。

●時計の評価

 今回のグランデアモーレの走破時計は1分25秒0良馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分24秒8でしたから、ほぼ水準級の時計だったと言えます。

 エスポワールシチーが500万クラスの時に初ダートで2着に7馬身差の圧勝をした時の時計はオープンクラスのもので、今後の出世が楽しみでしたが、今回のグランデアモーレの時計は500万クラスの平均勝ち時計で上のクラスで通用するかはわかりません。

 ただ、初ダートでこれだけやれたのですし、ダートでも次走上積みはあるでしょうから、1000万クラスでもそこそこやってくれるかも知れません。また、今回のように気分良く走れれば、重賞6着の馬ですし、当然芝でもある程度やれると思います。選択肢も増えて楽しみですね。

●これでほっさん軍団本年8勝目!!11月はなんと4勝目!!

 年初に年間10勝の目標を掲げながら、7月終了時点で1月のフロアクラフトの1勝のみと2着ばかりで低迷に喘いでいた我がほっさん軍団の愛馬たちですが、8月に2勝、10月に1勝し、11月はフロアクラフト→エスポワールシチー→オフェーリアシチーと愛馬出走機会3連勝。そして11月の最終日にグランデアモーレが勝ち上がってくれて本年8勝目!!11月だけで4勝目を挙げてくれました。

 もちろん、月間4勝なんて記録は初めてです。年初にはこのグランデアモーレも1つは勝ってくれるだろうと楽観的に考えていましたが、とにかく復帰が長引きました。3歳11月と時間はかかりましたが、きちんと勝ち上がってくれて嬉しいですね。

 これで愛馬フロアクラフトと共に、キャロットクラブの2010年世代は購入2頭が2頭共勝ち上がりはもちろん2勝目を挙げてくれました。この世代は補償廃止元年ということで様子見で出資を少なくしていたのですが、私にとっては”当たり年”となってくれました。

●レース後の騎手・調教師のコメント

グランデアモーレ(1着)

 「レース前からリズムを一番に考えていましたし、ゲートの中でもおとなしくしていたので、その結果ハナに立つ形になりました。ダートの走りも良かったですね。」(北村友一騎手・競馬ブック)

 「ゲート内はおとなしかったですし、いいスタートを切れました。リズム良く運ぶことを考えていましたが、その結果がハナだっただけで、前半から無理せず走れました。ダートの走りも良かったですね。」(北村友一騎手・デイリー馬三郎)

 「ありがとうございました。ここ数戦の内容からとにかくリズムよく運ぶことに徹するようにしました。その結果先頭に立つ形になっただけで、道中のリズムは悪くなかったですよ。ゲートのなかも大人しく大丈夫でしたよ。スタートしてからいくらか右にモタれるところこそありましたが、そこもそれほど気にはならなかったです。ダートの走りもよかったですよ。復帰初勝利で嬉しいです。ありがとうございました」(北村友一騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「2走前は1年以上の休み明けだったから仕方ないとして、前走が案外だったので条件を替えてみましたが、結果を出してくれてホッとしました。この結果を見ればダートがどうこうではないく、無理に引っ張ったりせず、馬の行く気に任せてスムーズに進められたのが一番の勝因でしょう。ジョッキーもうまく乗ってくれました。このあとは、一度放牧を挟むか、あるいは続けて使うにしても芝に戻すかダートで行くかなど、まずは来週乗ってみて状態を確認してからよく考えます」(松田博資調教師・キャロットクラブ公式HP)

●専門誌のレース評価

グランデアモーレ(1着)

 「下見所ではメンコ。ポンとハナを切ると、キツく来られることもなくマイペース。直線を向いて後続を振り切り、ラスト100メートルあたりで勝負を決めた。ダートも良かったのだろうが、馬の気に任せた積極策も奏功した。」(競馬ブック)

●気になる賞金は

 本賞金が670万円。特別出走手当が381000円ですから、合計7081000円。1口で割りますと11000円程度になると思われます。全体的に新馬戦優勝の時よりも賞金としては少ないですが、賞金も嬉しいですが、収得賞金を加算してくれて1000万クラスに昇級してくれたことが嬉しいですね。これで来夏には最悪でも500万クラスに降級できますし。

●今後の展望

 今回の勝利で母同様芝でもダートでも走れることがわかりました。これは今後レースの選択肢が大幅に増え楽しみです。もちろん、今回のようにロスなく走れば芝でも重賞6着の実績が示すように、もっとやれると思います。

 ただ、上記時計の分析のところでも書きましたが、今回の走破時計は500万クラスとして水準級のもので、上のクラスで勝とうと思えば、もっと時計を詰めなければいけません。もしかすると1000万クラスで頭打ちになるかも知れませんし、どこまで行けるかは現時点でわからないですね。しかし、最悪1000万クラスで頭打ちでも来夏には500万クラスに降級できますし、あと1勝はほぼ確実ですから、私の望む安価で2、3勝という目標は見事にクリアしてくれました。嬉しいですね。

●最後に

 まずはご一緒の保護者の皆様、愛馬の優勝おめでとうございます。そして早速たくさんのお祝いメッセージをいただきましてありがとうございます。

 新馬戦を圧勝して、続く札幌2歳S GVでも6着と上位に来てくれたことで、クラシックだ牝馬限定の重賞ならと思ったグランデアモーレですが、エリカ賞のフレグモーネでの取り消しから復帰まで相当な時間を要し、復帰してからは大敗の繰り返しで、大きな不安があったことはまちがいありません。そんな馬の優勝ですから、喜びもひとしおです。

 なんと言っても、ここ2戦の若手騎手から8年目の中堅でかつ乗れるジョッキーの北村友一騎手に手が変わったことが大きいですね。難しい馬を見事に操ってくれました。元々、緒戦、2戦目の藤岡佑介騎手もそういった技術に長けた騎手で、サラリとやってくださっていたので、馬の気むずかしさはあまり見えて来ませんでしたが、グランデアモーレもなかなかに難しい馬です。今後もこういう馬を制することの上手い騎手にお願いして欲しいですね。まもなく藤岡佑介騎手が外国遠征から帰って来ますし、彼と北村友一騎手の中堅2人で回してくれれば有り難いですが・・・。


 そして、ここ3戦はそんなに期間を空けなくてもコンスタントに走れるように、馬が全体的に以前よりも体調面でしっかりとしてきたことも有り難いですね。以前なら、かなり間隔を空けないと使えなかったですもんね。

 さすがに3戦続けて走りましたし、ご褒美の放牧かも知れませんが、今回の好走で、少しこの馬に対して諦めムードだったかも知れない陣営も、やはり能力のある馬、勝ち星の勘定できる馬として再認識していただけたでしょうし、優先的にやって貰えるでしょう。いろんな意味で本当に大きな1勝でした。


 すでに2勝目を挙げている愛馬ですが、いまだ生で見たことがなく、写真がありません。今回は仕事で現地に行くことが出来ませんでしたが、次回こそは行きたい、会いたいですね。

 良くやってくれた、グランデアモーレ!!これからも期待しているぞ!!

最後までご愛読ありがとうございました

2013年11月22日立ち上げ 24日、27日、29日、12月1日、3日加筆
グランデアモーレの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2013年11月10日 第4戦 西郷特別 500万下 福島芝1800m (11着/7番人気)

2013年10月20日 第3戦 鳥屋野特別 500万下 新潟芝1600m (10着/7番人気)

2012年 9月 1日 第2戦 札幌2歳ステークス GV 札幌芝1800m (6着/10番人気)

2012年 7月29日 デビュー戦 2歳新馬 札幌芝1800m (1着/5番人気) 

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